第3回保育発表会参加学生レポート①

先日の保育発表会に参加してくれた学生さんからレポートをいただきました!

 

第1弾は見学者として参加をしてくれた明星大学の増田さんです。

SMILYという、発達障がいの子どもたちを学校に呼んで、一緒に楽しく過ごすサークルに所属している学生さんです。

幼児から中学生まで幅広い子ども達と触れ合う中で、もっと子ども達にとって良い時間を過ごしてもらうために何ができるかを真剣に考えているメンバーのお一人です。

 

未来の保育者として、サークルの一員として、感じたことをレポートしてくれています!

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こんにちは。明星大学教育学部2年、増田有美です。

わたしはSMILYという発達障がいの子どもたちと触れ合うサークルにはいっています。今回の保育発表会に参加した理由は、サークルの活動に活かせる保育を学びたいと思ったのと、発達障がいの子どもたちの目線から何か伝えることができたらと考えたからです。

そして私自身、大学で保育士になるための勉強をしているので個人的にも今回の保育発表会に興味がありました。

こんなこと学生でもできるんだ!と思ったのが率直な感想です。ペープサートや人形劇、絵本の読み聞かせなどすぐに現場に出て子どもたちの前で披露できるような発表内容で、とても刺激を受けました。

 

私たちのサークルでは読み聞かせやペープサートなどの保育教材を活動に取り入れることはあまりしません。

工作や運動のブースを対象の学年に合わせて用意し、担当についた学生と1対1で好きな場所で自由に遊んでもらっています。じっと座っているのが苦手な子や、一斉に出した指示を受け取るのが苦手な子もいます。私は保育教材を取り入れることは、子どもたちへのストレスになってしまわないか不安に思っていました。

 

しかし、今回の保育発表会を受けてSMILYの子どもたちに見てもらいたいなと素直に思いました。構成の中に座っているだけでなく体を動かす遊びを入れたり、子どもたちに語りかけて参加してもらう場面を設けてあったりと工夫してある点がたくさん見つかりました。


いくつかのサークルさんに、是非コラボしてください!と声をかけたところ、発達障がいの子どもたちだけという場面では披露した経験がないのでやってみたい、興味があると言っていただけました。見学者の私たちが学び吸収するだけでなく、日々の活動を通して学んできたことや配慮していることを伝えることができたら良い学び合いになると感じました。

 

このような場があったからこそ改めて感じることや、発見がたくさんありました。そしてSMILYのことをもっとたくさんの人に伝えたいと思いました。次は発表者としてSMILYの活動や障がい理解について発信したいです。

 

今回は参加させていただいてありがとうございました。